■お湯の2度沸かしは良くない
私は父に昔から言われていた事がある、「一度沸かしたお湯は再度沸かしてはならない、湯疲れが生じ水が悪くなる!」と

2度沸かしは気(水に含まれている酸素、炭酸ガスなど)が抜け、まずくなるから冷めたお湯は捨てて新しく沸かしなおせと言われた、実際に自分も実行し、 お客様にもそう進めてきた。
確かに2度、3度沸かし直すとお湯の味が違ってくるのは経験上知っているが科学的根拠が欲しい。
水自体に興味をもった私は水に溶け込んでいる「溶解固形分(TDS)」を測定する器具を購入 し様々な実験をしてみた。

TDS値(気温21℃ 湿度81%)
原水1回目2回目3回目
117ppm122ppm140ppm196ppm

この表はアルミ製ヤカンを使用して完全沸騰を3分おこなった、沸かす度にTDS値が増加して行く様子を示したものであるが見事に増加していく 様子が数値に現れている。つまり水に含まれる不純物の量が沸かす度に多くなっていくのである。
これはヤカンのアルミが溶け出したり、100℃で沸かす事により空気中の不純物を水が取り込んでいくこ とで増加するものと思われる。

また、電気ポットは温度が下がれば自動的に加熱する方法を取っているため何度も沸かした状態になり不純物を 取り込んでしまう、ある機種を調べてみたがやはりTDS値は増加して行く、ただし電気ポットは100℃までは 上がらないため対流が少なく、ガスで沸かした時よりもTDS値は低く抑えられている事もわかった。
ここで提案だが「ヤカン」も「電気ポット」も再度沸かす時、スイッチが入る時には新しい新鮮な水を半分以上加え てから行うといいと思う。
追記
茶道(さどう)の時に釜の中に水指(みずさし)から柄杓(ひしゃく)ですくって水を加えてあげるが、このような手順も湯疲れを防いでいるものと思われる。

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